vol.1 お施主さんの厳しい要求にどう答えるか

1つの絵だけでは建物全体を伝えることができない。
Revitなら、ウォークスルーが活用できる

建築設計では、「模型」というものは非常に重要です。手に取ってみたり、のぞき込んでみたり、屋根をはずしてみたりと、いろいろな角度から、総合的に建物を理解するために欠かせません。
　
そこで、模型を作る代わりに、建物の3次元モデルの中に“実物大”の人間や家具、クルマなどを配置して、内部を「ウォークスルー」してもらうことで、建物のスケール感や圧迫感、見通しなどをバーチャルに体験してもらうことができます。

その手順をご説明しましょう。

Revitでウォークスルーをする方法

<手順1>建物の3次元モデル内に人間や家具などを配置する

人物、家具や設備をレイアウトすると、より空間の大きさがイメージしやすくなります。

<手順2>人が歩く軌跡を作図

補歩いて見たいルートを作図すれば、そのルート通りにカメラが移動します。

<手順3>ウォークスルー機能を使って、建物内を歩き回りながらチェック



お施主様の視点で建物内をバーチャルに体験することができ、お施主様との会話も弾みます。



<手順4>要望があれば、その場で変更することができる

お施主様の視点で建物内を巡ることで、お施主様にとってもより建物を理解しやすくなるので、要望を受けてもその場で対応することができます。

1. レンタブル比を常に考えながら設計をしないといけない
2. 図面だけではお施主様には理解してもらえない
3. 1つの絵だけでは建物全体を伝えることができない

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