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vol.1 お施主さんの厳しい要求にどう答えるか
以前は建物の設計を表現する手段が紙の図面しかありませんでしたが、最近はCGが普及してきましたのでお施主さんの目も肥えてきて、「建物の外観と各部屋のパースが見たい」など、パースを何枚も描いてほしいと言われたりすることが多くなってきました。
そんな時、3次元モデルによって設計するRevitなら、パースは好きな角度から好きなだけ、自分で作ることができるのです。3次元モデルを作るというと、難しいように思う方もおられるかもしれませんがRevitなら、2次元CADと同じように壁やドア、窓などを配置しながら平面図を描いていくと同時に、その階の部分の3次元モデルが立ち上がってくる仕組みになっていますから、2次元CADで平面図を描くのと同じようにモデルの作成ができます。その手順をご紹介しましょう。
Revitで3次元モデルやパースを作る方法
<手順1>階高などを設定する
階の追加は、立面図上で「レベル」を作図するだけです。階高変更も寸法値を変更するだけの容易な操作です。
<手順2>2次元CAD平面図を描くのと同じように作図する
壁、柱、建具、設備などの建築要素を使って平面図を作図します。
<手順3>階ごとに3次元モデルができる
平面的に作図すれば、3次元で建物モデルが作成されています。
<手順4>屋根を付けて建物全体の3次元モデルが完成
3Dビューに切り替えれば、すぐに建物全体を確認することができます。
<手順5>あちこちに「カメラ」をおいてレンダリングすればパースが作れる
「カメラ」の数に制限はありません。「カメラ」を配置すれば、リアルタイムに必要なだけ内観、または外観パースが作成できます。
1. レンタブル比を常に考えながら設計をしないといけない
2. 図面だけではお施主様には理解してもらえない
3. 1つの絵だけでは建物全体を伝えることができない