vol.3 提案競争で他社に遅れをとりたくない

初回見積もりを提出したらお施主さんに「高い!」と言われた
Revitなら精度の高い見積もりをスピーディーに出せる

一般的な建物のコストは構造部分が約5割、設備部分が約3割を占めると言われています。例えば開口を広くしたいというお施主さんのオーダーに応えて、ちょっと柱の間隔を広げただけで、より強固な構造にするために躯体を強くしたり、空調設備を強化しならなかったりすることもあるので、意匠設計者だけの判断では構造や設備のコストを考慮した見積もりをはじき出すことができない場合もあります。

その結果、正確なコストがわからないとお施主さんも興味を失ってしまいがちですし、赤字にならないようリスクを考慮して高めの見積もりを出したりすると、「他社に比べて割高だ」とか「高い値段をふっかけているんじゃないか」といった不信感が芽生えてしまうこともあります。そうなると、受注率アップどころの話ではなくなりますね。

Revitを使って設計すると、お施主さんの希望をスピーディーに設計に反映しつつ、適正な見積もりを出せます。
意匠設計がある程度まとまれば構造や設備も同時に設計に入ることができるためです。
その方法をご説明しましょう。

Revitによる費用提案の方法

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