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国土交通省の BIM ガイドラインに対するオートデスク製品の対応状況
BIM ガイドライン第1編 総則
第1編 第4章
4.1 BIM ソフトウェア | |
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国土交通省ガイドライン | オートデスクソリューションでの対応 |
BIM ソフトウェアは BIM モデルを利用して成果物を作成する場合は、2次元の図面等( CAD データを含む)を出力できるものとする。 また、異なる BIM ソフトウェアを使用して作成された意匠、構造、電気設備又は機械設備等の分野の BIM モデルを統合して、第 2 編第 4 章及び第 3 編第 3 章に示す技術的な検討を行う場合は、IFC (ISO16739:2013 の国際規格をいう。以下同じ。)形式で入出力できるものとするなど BIM ソフトウェア間の互換性を確保するものとする。 |
Autodesk Revit では IFC 書き出し、取り込み機能あり。書き出しに関しては Update 可能。 |
4.2 BIM モデルの作成 | |
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国土交通省ガイドライン | オートデスクソリューションでの対応 |
4.2.1 空間オブジェクト (1) 単一の機能を持つ空間ごとに、空間オブジェクトとして BIM モデルを作成する。なお、空間が複数の機能をもつ場合はそれぞれの機能が判別できるように BIM モデルを作成する。 |
Autodesk Revit では部屋オブジェクトに対して属性として、「部屋名」「番号」等自由に設定可能。 |
(2) BIM モデルを構成する空間オブジェクトは、それぞれ固有の名称及び番号に基づいて識別できるものとする。 【解説】 単一の機能を持つ空間とは、事務室、会議室、書庫等の機能ごとに区分されたスペースをいう。空間オブジェクトは、室として床、壁、天井に囲まれる部分以外に玄関ホールと扉が無く繋がっている廊下や事務室内の壁で仕切られていない打ち合わせコーナー等の空間構成によって、空間の境界となる建築部材が無い場合でも、機能の境界設定が必要な場合がある。 |
Autodesk Revitには空間オブジェクトに対して「空間を分割」する機能があるので、同一空間内であっても用途に合わせた設定が可能。 |
4.2.2 建物部材のオブジェクト (1) BIM モデルを構成する全ての建物部材は、原則として、その該当する建物部材のオブジェクトを使用して BIM モデルを作成する。なお、当該建物部材のオブジェクトが、BIM ソフトウェアに搭載されていない場合は、別の該当する建物部材のオブジェクトを使用して BIM モデルを作成することができる。この場合、建物部材のオブジェクトの属性情報は適切に追加・変更するものとする。 |
Autodesk Revit では、建築物に対して必要なすべての部材を「ファミリ」という属性を持ったオブジェクトにてモデルを生成する。 |
(2) 建物部材のオブジェクトは、原則として、各階に分けて BIM モデルを作成する。 | Autodesk Revit では、実際の建物を建てるのと同じ工法、方法にて BIM を生成していく。 |
(3) エネルギー解析を行う場合は、建物部材のオブジェクトが、相互に隙間なく連結するように BIM モデルを作成する。 | Autodesk Revit では、建物部材のオブジェクトが、相互に隙間なく連結するように BIM モデルを作成可能。 |
4.2.4 単位と座標系 (1) 単位はミリメートルとし、単位記号は省略する。ただし、ミリメートル以外の場合は、原則として SI 単位とし、その記号を記載する。 |
Autodesk Revit では、単位は設定でさまざまな単位系に対応。 |
(2) 座標値は水平直角座標系(平成14年国交省告知第9号)に規定する世界測地系に従う直角座標とする。 | Autodesk Revit では、座標値は、設定によって平面直角座標系に設定可能。 |
4.2.5 属性情報の命名 (1) 部名は原則として、設計業務においては「企画書」(「営繕業務のプロジェクトマネジメント要項」(平成 18 年 3 月 31 日国営整第 166 号)及び「官庁施設の企画書及び設計説明書作成要項」(平成 19 年 3 月 26 日国営整第 151 号、第 139 号)に示す「企画書」という。以下同じ。)、工事においては設計図書による。 (2) 材料および資機材の名称は、原則として「公共建築工事標準仕様書」による。 【解説】 (1) 室名は、 BIM モデルで各室の面積を算出する際に必要となる。官庁営繕事業においては、事業ごとに作成する「企画書」において示達面積と要望面積を設計業務の受注者に対して示すことを原則としている。 |
Autodesk Revit では、(1)、(2)ともに属性情報として入力が可能。 |